2025年3月30日号
「今週の談話」
3月の終わりになると桜が日本を覆います。これ程日本人に愛された花はありません。

人々は競って街の隅々に桜を植え、桜の下でお酒を飲んで幸福感にひたります。
桜が一か月も咲き続けるとだれも見向きはしないでしょう。
ぱっと咲いて、はらはらとほぼ一週間で散っていく様子に人生のはかなさを感じます。
4月という季節感も親しみを生んでいます。
3月の卒業と4月の入学という、日本人の人生の区切りに対応しているところも絶妙です。
私は主に松山北条では、光洋台の斜面に咲くたくさんの桜が目につきます。
松山では白水台の桜並木も鮮やかで興味をひきます。
松山市内ではセブンスターから入って行く石手川公園の桜も見どころが多いです。
ここでは絵日傘という大輪の椿が所々で見られます。
白水台の斜面にある墓地の周りの桜も見どころがあります。
桜の中にたくさんの椿を発見するところもあり、ここから松山湾を見ることができます。


桜の中に大輪の椿あり
