くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2025年8月21日号

「今週の談話」

お盆の頃は8月15日を中心にして、様々な業界で休日を取るようになりました。

医療機関も連休を設けるところも多く見られました。

私の医院は以前から8月15日、16日を中心にした休暇を設けることにしていますが、土日をはさむことも多いため、決められた取り方はしていません。

10日、11日と連休があったため、この日は湯布院温泉に福岡に住む息子家族と行きました。

この頃は天候が不順で、雷がなり急に雨が降り出すこともありました。

部屋の玄関に蟹がじっと固まっているのを発見しました。

川蟹が雨を恐れて避難するなんて、信じられない風景です。

湯布院温泉の玄関

湯布院温泉の内観

玄関に丸まる蟹や大雷雨

先日行った俳句の会でのことです。

雑談をしていたとき、コロナがまた流行ってきていることが話題になりました。

コロナも5類に移行されたから、休校しなくてもよくなったから、コロナに罹っても休まず、保育園や学校は休まなくてもいいらしいです」と言われてびっくりしました。

世間ではそのような解釈で、コロナを軽く見ているようです。

自信がなかったのでその時は「そうなの、数日は登校、就業を控えるようになっていると思うけど、そんなに変わっているのですか」と曖昧に答えました。

コロナについて調べ直しました。(以下、コロナについてのネットからの引用です)

令和5年5月8日以降、新型コロナ患者は、法律に基づく外出自粛は求められません。

外出を控えるかどうかは、個人の判断に委ねられます。その際、以下の情報を参考にしてください。 周囲の方や事業者におかれても、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。 各医療機関や高齢者施設等においては、以下の情報を参考に、新型コロナウイルスに罹患した従事者の就業制限を考慮してください。

なお、高齢者施設等については、重症化リスクを有する高齢者が多く生活することも考慮してください。 また、感染が大きく拡大している場合には、一時的により強いお願いを行うことがあります。

■外出を控えることが推奨される期間

・特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目として5日間は外出を控えること

かつ、

・5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。

また、学校保健安全法施行規則においても、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間としています。

■周りの方への配慮

10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。

新型コロナウイルス感染症に感染した場合の考え方について
出典:厚生労働省より参照(強調は筆者による)

私は今まで発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いため、5日間は外出を控えることと語り、子供さんは学校保健安全法施行規則においても、「発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間なので休んでくださいと言っていましたが、これで概ねいいようです。

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