（2018年8月30日掲載）
日本病巣疾患研究会の学術集会が東京のヤクルトホールで開かれました。
私は「新しい後鼻漏の治療法」について発表しました。
後鼻漏の治療は、様々な方法がありますが私の経験上、それらの方法では不十分でした。私はこれではいけないと、自分が納得できる治療法を考案しました。
今回発表した私の方法では、数年来後鼻漏が続いている人も一週間に一回の治療を２～３回治療するだけで、ほとんど症状が改善します。
下の写真は、長い間治らなかった後鼻漏の方に２回の治療を行い、２週間目で良くなった例です。
治療前の後鼻漏
治療２週間後にきれいに取れている
この治療は感冒を再発しないかぎり再発もほとんどありませんが、週に一回治療を続ける方が気持ちがいいと言われる方が多く、そのような方には治療を継続しています。
この後鼻漏の治療は自分なりに納得のいく結果が得られているため、発表後に会場の参加者（医師）から高い評価をいただき、本会の会長から「目から鱗が落ちるようようないい発表でした」とお褒めの言葉をいただきました。