2019年9月19日号
「今週の談話」
北条から少し離れた浅海地区の医学講座にでかけ、私の診療について話しました。耳鼻咽喉科治療と東洋医学についてざっくりと説明しました。
① 難聴と補聴器
耳が聞こえなくなると人との会話が困難になり引きこもるようになり、認知症がすすむと言われています。補聴器を使うことで会話ができるようになるため、高齢化社会では重要です。
② 耳鳴り
加齢に伴い高音から聴こえにくくなりますが、不足している高音だけ増幅して聴き取るように脳が過剰に働きすぎると耳鳴りが生じます。耳鳴りの方も補聴器をつけると不足している音が脳に届くことで、脳の過剰な興奮を抑制することができるため耳鳴りが気にならなくなります。
耳鳴りに対しては耳のツボの治療も効果があります。六味丸、八味地黄丸、牛車腎気丸などの漢方薬もつかいます。
③ 耳管開放症
耳と咽頭の間にある耳管が持続的に開くと耳が詰まった感じ、自分の声が不愉快に聞こえる、音が割れる、呼吸音がゴーゴー聞こえるようになります。
鼻がつまる、のどがつまる、声がかすれると表現する方もいます。こういう症状があって耳管機能検査で陽性であれば耳管開放症と分かります。こういう症状の方は多いです。積極的治療が必要です。
④ 後鼻漏
慢性的に鼻咽喉(上咽頭)から粘稠性の高い分泌物がでて咽喉に残り不快感が続きます。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎とは症状が異なります。数週間前から症状が出る人もいますが、数十年この症状が続いている人もいます。治療すれば治る病気なので治らないとあきらめず、しっかり治療をされることをすすめます。
私が一般的によく治療を行っていることを話しました。
秋のまだ暑い日でしたが、皆さん熱心に聞いてくれました。

きみはまだ赤いダリアのままでしょう
北条ユネスコ文化講演会
北条ユネスコ協会は文化事業の一つとして、文化講演会を開きます。
北条の地で活躍をされている方の興味ある話をお聞きください。
この講演会はどなたも参加できます。入場料は無料です。
日 時
令和元年9月23日(秋分の日)
午後1時30分~
場 所
北条ふるさと館
1階会議室
講 師
① 杉浦勲様「オープン花壇を楽しむ」
指導 松山総合公園緑化相談員 窪田貞義様

② 三浦哲也様(和洋菓子店経営)
「銀座から北条へ、こだわりマカロンの秘密」

③「俳人高濱虚子を育んだ故郷、西の下」
(北条南中卒の玉井色葉さん、山本莉里さん、阪本こゆずさん)
④ 俳句クイズ(久我正明、岡部麻弥)
