2019年9月29日号
「今週の談話」
北条ユネスコ協会は文化事業の一つとして「北条ユネスコ文化講演会」を開きました。令和元年9月23日(秋分の日) 午後1時30分~4時30分
北条ふるさと館の1階会議室にて行い、75名の方が聞きに来られました。
北条ユネスコでは「花いっぱい運動」と称して、街に花を飾る運動を行っていますが、その一環として、北条バイパス側で聖カタリナ大学グランド近くに自主的に花壇を作り、四季折々の花を咲かせている杉浦勲さんが「オープン花壇を楽しむ」の題で講演してくれました。

2題目は和洋菓子店経営の三浦哲也さんが「銀座から北条へ、こだわりマカロンの秘密」について話してくれました。偶然友人の紹介で知った北条の地で和洋菓子店を開かれた苦労話を聞きました。

3題目は玉井色葉さん、山本莉里さん、阪本こゆずさんが北条南中の頃にまとめた「俳人高濱虚子を育んだ故郷、西の下」について発表してくれました。
私たちも偶然にもこの地に高浜虚子の「ここにまた住まばやと思う春の暮れ」の句碑を建立しようとしていたため、虚子の旧居跡と虚子の胸像と「此松の下に佇めば露の我」の句碑のある太子堂界隈を調べて私が補足説明をしました。
高浜虚子の胸像は北条ユネスコの2代目会長の森田俊夫さんがご自分の資金で立てたものでした。西の下には旧居跡を示す碑があるだけなので森田さんが「ここにまた…」の句碑を立てたいと願っていたのです。しかし、調べてみると胸像の台の横にその句のプレートがすでに取り付けられていました。これでは、句碑をつくる意味がないと思い、句碑作りを断念しました。この話を偶然北条ふるさと館の元館長の重松三徳さんと話していると、「私たちがふるさと館の入り口の広場にその句碑を立てています」と言われました。さっそく行ってみると、みごとな立派な句碑が立っていました。私たちが立てる必要は始めからなかったのです。

最後にこの地を訪れた著明な女流俳人の正木ゆう子さんが詠んだ俳句がありましたので披露しました。
土用波河口といへど十尋ほど(風早西の下)
島山の一塊の蝉しぐれ(北条鹿島)
少年の欷泣の肩に触れ晩夏(松山)
なおこの講演会は松山CATVが収録して、しばらくの間CATVで放送されます。
