くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2021年8月11日号

「今週の談話」

東京オリンピックがコロナ禍の中にとうとう終わりました。

数々の興奮が我々の心に残されました。

印象に残ったシーンは人により異なります。私が感じたものをおさらいしてみます。

一番印象に残ったのは女子ゴルフ銀メダルに輝いた、稲見萌寧さんです。一年前までは名前も知らないし、顔を見たこともありませんでした。そのうち消えるだろうと思っていたら、日本の女子ゴルフ界で堅実に優勝を重ねオリンピック出場を果たしました。地味な印象で、オリンピックで上位に食い込むことは考えていませんでした。それが追い上げが凄く、一時は金メダルに手の届きそうな大活躍でした。「歴史を作ったと思うと、重大な任務を果たしたことになります」「夢の舞台が、本物になった」というコメントは初々しく好感度を上げました。「スイングスタイルは変えない」「緊張することがない」などの印象深い言葉を残しています。これからの活躍に期待が持てます。

女性の活躍が印象的です。

突然復活したかのような水泳大橋悠依さんは400m個人メドレーに次いで200mでも金メダルを取りました。遅咲きの魅力的な選手です。

ソフトボールで熱投をした上野選手は20年選手です。鉄腕稲尾(この人を知っているひとは通です)を思わす剛腕で、頼もしい限りでした。

卓球男女混合で宿敵中国を破って金メダルを取った伊藤美誠さんは不思議少女です。優勝した瞬間水谷隼とハグしながら、はっと我に返り水谷隼さんから離れようとしたしぐさが面白かったです。ラケットで払いのけていたら最高に傑作だったのに

ボクシング女子フェザー級入江聖奈さん金メダルにはびっくり仰天。まるで笑顔の中からグローブが飛び出してくるイメージで素晴らしい。金メダルを取っていなかったら永遠に私の記憶に残らなかったでしょう。「夢みたい、ほおをつねった」「泣こうと思わなかったが、かってに涙が出てきた」「皆さんに、元気が出るボクシングをしたい」の語録も型破りです。

新競技スケートボード女子パークはこんなお遊びがオリンピックの種目だなんてとびっくりしました。金メダルが19歳の四十住(よそずみ)さくらさん、銀メダルが12歳の開(ひらき)心那さんと名前までが飛び跳ねていました。

男性で印象に残っている選手は体操の金メダリスト橋本大輝さんです。冷静沈着で完璧華麗な演技が光っていました。

野球はアメリカを堂々と破り金メダルを取りました。隙を見せない、あきらめない日本の野球姿勢を世界中にみせてくれました。なぜか野球に武士道精神を一番感じました。

コロナ禍の反対が渦巻く中、よくぞ最後までオリンピックを果たしてくれました。

コロナと戦う強靭な精神を我々に示してくれました。

選手の皆さん、関係者の皆さん、TVで寝転がって見ていた皆さんお疲れさまでした。

蝉

歳月のからくり時計蝉七日

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