2022年5月27日号
「今週の談話」
新緑の清々しい陽気となってきました。桜が咲き、藤の花が揺らぎ、海岸では潮干狩りを楽しむ家族連れをみるようになりました。庭の花々も咲き終わり、今は薔薇の花が庭の片隅に咲いているばかりです。花が終わった木々は新緑の葉を伸ばしています。

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新型コロナ感染後遺症で悩んでいる方が増えています。
この治療にBスポット療法(上咽頭処置)が有効であるという情報がでています。
「Bスポット療法がコロナ後遺症に有効な例がある」という情報はネットでも新聞でも学会(Bスポット療法学会)でも話題となっています。
コロナ感染症の感染の場が上咽頭であるためコロナ感染後遺症にBスポット療法(上咽頭処置)が有効であるとされているのだと思います。
コロナ感染症の初期治療にも後遺症治療にもBスポット療法(上咽頭処置)が有効であるとされるのでしょう。
しかし私はこの後遺症は脳内の血流障害が主たる原因と考えていますので、こちらからのアプローチ(治療)も必要と考えています。
Bスポット療法(上咽頭処置)だけでは十分とは言えません。脳内の血流を活性化させる治療も必要です。
私は新型コロナ感染症の後遺症に脳内の血流を活性化させるツボ治療も行っています。これでもやもやした症状が消えた方もいらっしゃいます。
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五月から六月にかけて私は学校検診に行きます。目を輝かして初めての検診を受ける新入生は、若葉の如く元気で清々しいです。中には赤ちゃんの頃から私が診てきた子供さんもいます。
そういう子の目を見ると感慨深いものを覚えます。
マスク生活を送ってきている影響で、今までみてきた中耳炎、副鼻腔炎の病気は少なく、「季節ごとに鼻水がでる、鼻がつまる」という花粉症関係の病気が目立っていました。マスクとは全く関係ないのが耳垢です。耳垢が耳の入口部にあり、耳の奥を観察できない場合は「耳垢」と診断することになります。結果的に「耳垢」と「アレルギー性鼻炎(花粉症)」の子供が目立っていました。
「耳が聞こえにくい」と言う子は難聴疑いで再検査となります。検査をしてみると、確かに聴力は悪いのですが、学校では普通に授業を受け、家庭でも普通にテレビをみている子が多く、聴力が悪い子は稀です。詐聴と診断する場合もあるのでしょうが、ほとんどが聴力検査に慣れていないだけのようです。
学校検診が終わるとプールの生活が始まります。今は副鼻腔炎、中耳炎の子供さんは少ないので、プールはほとんどの子が楽しめるでしょう。
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水いぼ(疣贅)がたくさんできている子もいます。これは当然皮膚科の範囲の病気ですが、これがあればプールに入れないということもあるようです。
私の医院ではレーザー治療で水いぼを取っていますが、治療しても効果が出てくるのが数か月後なので、今年のプールには間に合わない場合もあります。

手足より宇宙は生まれ若葉かな
