くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2023年2月25日号

「今週の談話」

塩野義製薬から新型コロナウイルス感染症の飲み薬ゾコーバについて、感染した時に飲んでいると後遺症のリスクを45%低減させることができると発表しました。後遺症咳、倦怠感、味覚嗅覚異常など14症状のいずれかが持続する人について半年間の追跡調査(治験を受けた人を対象とした)の分析で判明したそうです。また、集中力・思考力の低下、物忘れなどの神経症状リスクは33%低減できたそうです。

新型コロナウイルス厄介な点は、この後遺症が残る場合です。感染初期に体内のウイルスを減らすことができれば、長期間体内に残っているために生じるであろう後遺症を減じることができることになります。発病時ゾコーバを飲んでおけば後遺症のリスクはかなり回避できることになります。

いまは後遺症の薬としては承認は得ていませんが、医師主導の治験としてこれから調べるそうです。

感染初期にゾコーバを飲めば後遺症から回避できやすく、後遺症が残った人が飲めば後遺症を改善させる効果が期待できることになります。これらは、引き続き治験を行うことによって追加承認を目指していくとの報告がありました。

私はこの結果を待ちたいと思っています。

「椿祭りが終われば春が来る」との言い伝えが松山地域ではあります。しかし、今は「愛媛マラソンが春を呼んでくる」との実感があります。この時期になれば必ず我が家梅の花が咲き、それから少し遅れて可愛らしい「おもいのまま」が満開となります。

「思いのまま」は、基本的に淡いピンク色の花を咲かせますが、気まぐれに淡紅色、紅色、絞り、白色の4色に咲き分ける梅の花です。(1色しか咲かないこともあるそうです)

北野天満宮の「思いのまま」無病息災・厄除祈願・学問・芸能のご神託があるとのことで、境内の梅を剪定するときにでる梅枝はお正月から参拝客に授与されています。

わが家の「おもいのまま」は三重県の業者から成木を買ったものなので、北野天満宮からの株分けかもしれません。

その他にも、椿が次々に咲き始め、一気にが来ます。

梅の花

思いのまま優雅に生きて梅の花

ピアノコンサートのご案内

ピアノ新時代

ロシアから天才の誉れ高いピアニストを招いてコンサートが開かれます。

フセヴォロド・ザヴィードフさんは2021年にはジュニアを対象にした国際コンクールの最高峰であるジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールにてゴールドメダルを受賞しています。

奥井紫麻さんは2022年パデレフスキ国際ピアノコンクールにおいて名誉賞を受賞しています。

世界的に有名なピアニストになると言われているお二人を迎えての白熱のコンサートです。

3月11日砥部町文化会館ふれあいホールにて16時より開催されます。

チケットは当日会場受付か、090-9452-9595ベリョーザ、または

089-993-0678久我耳鼻咽喉科まで、お電話をください。

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