2023年10月26日号
「今週の談話」
暑かった季節から朝晩は冷える季節に移り変わっています。庭木も夏の暑さに耐えられず、前から弱っていた椿の木はとうとう枯れてしまいました。毎年美しく紅葉していたモミジは葉っぱの色が変色しているため、今年の紅葉は楽しめないかもしれません。先日まで匂っていた金木犀の花は早々に「店じまい」して花を落としています。
あれだけ流行していた新型コロナ感染はこれも夏枯れのせいか、ぴたりと見かけなくなってしまいました。競争に勝ったのか、今はインフルエンザが勢いをつけ流行り出しました。
愛媛県はインフルエンザの患者数が前週から倍増したため、流行が本格化しているとしてインフルエンザ警報を出しました。「咳エチケット、マスク着用、ワクチン接種」を呼び掛けています。
友人から「昨日から咳がひどく咽喉も痛い。熱も37.8度。近所の発熱外来に行ってみます」と朝からメールが来ました。
「その後どうですか?インフルエンザが流行っています。インフルエンザかも知れません。インフルエンザならシオノギが新しく出したゾフルーザが効きます。一回だけ飲む薬です」と昼休みに返信しました。
「近くの発熱外来に行きました。A型インフルエンザだそうです。タミフルしかもらえませんでした。シオノギの薬くれと言ったんだけど、ないと言われました」と返信が返って来ました。
「タミフル?もう耐性ができて効かないはずだけど」と返信しました。私は全く効果を感じないので数年前からタミフルは使っていません。
なじみの子供さん(9才、30kg体重)が受付終了間際に家族と共に来られました。
「一週間ほど前に熱がでたので近くの医院に行くとインフルエンザと言われ、シオノギのゾフルーザを渡されました。帰って飲むと一瞬けいれん発作が生じました。すぐにけいれん症状は改善したのですが、びっくりしました。その後鼻水鼻づまりと咳が治らなくて来ました」と母親から言われました。
けいれん発作について「熱性けいれんは今までは無かったようなので可能性は低いです。ゾフルーザは新薬なので、まだけいれん発作は副作用報告に見当たりませんが、薬の副作用の可能性が強いです。」と説明しました。
なぜかわかりませんが、どの抗インフルエンザ薬にも共通する副作用の一つに異常興奮があります。急に様子が変わったり、急に家から飛び出したりすることがあることから注意するように、と注意喚起の文章が最近送られてきました。けいれん発作もその一つかもしれません。
秋と言えばシュウメイギクです。庭に可憐な花を咲かせています。
清々しい純白が印象的です。

秋の夜のその約束はかた結び
