くが耳鼻咽喉科(愛媛県松山市北条)

週刊 談話室

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2026年4月13日号

「今週の談話」

80才ほどの高齢男性

一か月ほど前からめまいがしたため、近くの医院を受診して治療を受けている方です。 めまいに伴い嘔吐があったため抗めまい剤をもらって飲み、更に毎日のようにめまいと吐き気止めの注射に通っているそうです。

その後、一か月経っても症状が改善する気配が見られず、逆にますます悪くなっていると言ってその医院からの紹介状を持ち、吐き気のための袋を下げて私の医院に来られました。

内服薬を見せてもらうと抗めまい剤の錠剤を2種類一か月ほど飲んでいました。

症状をみて、私はすぐにこれは抗めまい剤の副作用だと思いました。

薬の説明書を取り出して「ほらこの薬の副作用欄に吐き気と書いているでしょう。これを中止してみて下さい。そしてこの漢方薬を飲んでくださいと五苓散(ごれいさん)を出しました。

二日後電話をもらいました。「吐き気もめまいもすっかり良くなり、ごはんも食べられるようになりました」と、言われました。

抗めまい剤はかえってめまいが悪化したり、吐き気が生じたりするため注意が必要です。 私はめまいの方に抗めまい剤出しません。このようにめまい、吐き気の諸症状を悪化させることが良くみられるからです。皮肉なことに。

わくわくする様な桜のシーズンが終わりかけています。

私が手軽に行けて毎年訪れているのは、石手川沿いのセブンスター(セブンスター石手店)から行く石手川緑地公園(正式な名前が分かりません)です。

セブンスターから赤橋を渡って公園に行くエントランスが先ず最高です。心に桜の風景を予感させながら渡る赤橋なくして、このわくわく感は生まれません。 しかし、残念なことにこの赤橋が老朽化して出入り禁止となっています。今年も再開されていません。小さいけれど吊り橋の風情が最高であったのですが、 ここを通って公園に入ることができません。いったいどうなっているのか、すぐに改修工事ができそうなのに放置したままです。 案内板にはあと2~3年はかかりそうだと書いていました。これは工事完成ではなく着手がそのくらいかかるという雰囲気です。これはいけません。市の責任を追及したいところです。

松山市民会館の再建への計画着手と石手川緑地公園の赤橋の再建は急いで欲しいです。私たちの心は折れたままです。

石手川緑地公園

桜散る天深ければ地へ還(かえ)る

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